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S氏(大間々町) 3台のジャガー

ミニフリーク、5回目はミニではなく、ジャガーになります。言うなれば、ジャガーフリーク!

群馬県大間々町在住のS氏所有のジャガーを紹介いたします。ジャガーMK-2、Etypeが発売された1959年~1960年代初頭、日本車と言えば、トヨタがクラウンとコロナ、ニッサンがブルーバードとセドリック、プリンスがスカイラインとグロリア、イスズがヒルマンミンクスなどが主だったところ、もちろんホンダ、ダイハツは、まだ自動車生産に乗り出してすらいない、スカGやベレG、エスハチや2000GTが、生まれる前の話であるから、驚きである。

今回、紹介の3台のジャガーは、

1964yジャガーMK-2(3、8)

1964yジャガーEtype、S-1、ロードスター(4、2)

1966yジャガーEtype、S-1、フィックストヘッド・クーペ(4、2)

いずれもコンディションがバツグンに良く、オーナーのS氏は、休日ともなると、選び出された一台のジャガーに乗り込み、お決まりのコースへのドライブが楽しみだそうです。

数時間のドライブ後の爽快感は格別らしいですよ。S氏曰く"乗る"と言う感覚ではなく、"転がす"と言う感覚の方が適切かな......と一言。

確かに最近の国産車では考えられないくらい、すべて重いですからね。ハンドル、ギヤーシフト、クラッチ、など腕力、脚力を必要とする訳です。

まさに、"転がす"が適切です! そんな、ジャガーをこよなく愛すS氏ですが、実は私も次に欲しい車NO1は、Etypeなのです。あの均整のとれたボディースタイル、まるで戦闘機のコックピットを思わせるようなメーター廻り、独特の重低音サウンド、転がしてみれば、ボディースタイルとは裏腹の、じゃじゃ馬パワー、何をとっても最高なんですよね~。

上杉英寛